ブックタイトルagreeable 第12号(平成21年10月号)

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概要

agreeable 第12号(平成21年10月号)

Agreeable 2009/10 12協会本部ではジャパンホームショー2009への出展を先の理事会で決定し、現在そのための準備をしています。ここでは、出展の目的や出展概要についてご報告し、会員皆様のご理解とご協力を賜りたいと考えています。ジャパンホームショーは住宅関連資材、建材、設備部品に関する展示会であり、3日間の開催期間中におよそ10万人近い住宅関係者が訪れるとともに、700社に及ぶ企業、団体が参加をするわが国最大の住宅専門展示会です。協会本部が今回初めてこのショーへの展示を企画した最大の目的は、建築側へ協会の存在を周知・広報するとともに、協会が木造建築物の長寿命化、高耐久化に果たしてきた役割と実績、今後の長期優良住宅を実現するために不可欠となる防腐防蟻処理の重要性、維持管理における蟻害腐朽検査制度の活用促進などをアピールすることにあります。今回の出展にあたっては協会本部の広報・普及委員会をベースにワーキンググループを組織し、展示内容の検討のほか、具体的な展示手続き、展示作業について検討を重ねています。ワーキンググループのメンバーは、田中副会長、山島副委員長、大嶽委員、坂本委員、木本委員、島袋委員、そして中島で構成されています。本年の展示会は11月11日(水)から13日(金)までの3日間が予定されています。あいにく13日は全国大会と重複してしまいますが、何とか会員各位の協力を得て、展示要員などを確保していきたいと考えており、この場を借りて関係各位のご高配を改めてお願いしたいと思います。なお、ショーでは展示会に併行して技術セミナーが開催されます。本協会では、現在マスコミをはじめ、住宅関連業界あるいは住宅所有者から注目されているアメリカカンザイシロアリを取り上げ、その生態と被害実態ならびに防除法について、学術的観点から京都大学の吉村剛先生、実務的観点から関東白蟻の南山和也氏に講演を依頼しており、多くの参加者が聴講することを期待しております。展示会については、現在、ワーキンググループのほうで内容を検討していますが、現状での概要を示せば以下のとおりです。・協会の沿革、組織、事業内容の説明パネル(新規作成)・蟻害、腐朽が建物の耐震性に与える影響の大きさを示したパネル(阪神大震災時の被害実態データと写真など)・現在の新工法住宅における新たな蟻害実態を示す写真パネル(外断熱、基礎断熱などの被害)・各種シロアリを生で観察可能な生態サンプル(ヤマトシロアリ、イエシロアリに加えて、できればアメリカカンザイシロアリも展示したい)・イエシロアリの巣(できればシロアリ生息中のもの)・建築被害材の展示(できるだけ大断面の被害材あるいは断熱材の被害材など)・DVDの常時上映(防蟻対策の重要性を訴えたプロモーションDVD)概略、以上のとおりですが、その他に各種出版物やパンフレットを販売、配布予定です。以上の展示予定のものの多くは、会員諸氏の提供によるところが大きいのですが、もし展示内容へのご提案や展示物のご提供が可能な会員がおられましたら、事務局までご連絡をいただければ幸いです。以上の展示の要点は、建築側に蟻害や腐朽の実態やそのすさまじさとともに、特に新しい工法や新たなアメリカカンザイシロアリの被害実態を知ってもらって、適切に対策を取ってもらう契機とすることにあります。ショーの開催要領は以下の通りです。<展示会>・開催期日:平成21年11月11日(水)から13日(金)・開催場所:東京ビッグサイト(有明・東京国際展示場)東ホール<技術セミナー>・開催期日:①平成21年11月11日(水)16:00~16:45「アメリカカンザイシロアリの生態と防除」(仮)(京大・吉村剛先生)②平成21年11月13日(金)15:00~15:45「アメリカカンザイシロアリの被害実態と調査方法」(仮)(関東白蟻防除・南山和也氏)・開催場所は展示会と同じ中島正夫(協会副会長)協会からのインフォメーションジャパンホームショー2009への出展について