ブックタイトルagreeable 第15号(平成22年7月号)

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概要

agreeable 第15号(平成22年7月号)

Agreeable 2010/7 12昨年8月、自民党の長期政権から民主党政権へと大きな変化がありました。12月、鳩山総理大臣は喫緊の事として、アメリカ軍の普天間飛行場を「最低でも県外」と勤めてきましたが、普天間は動きませんでした。戦後65年間、基地の75%を沖縄に駐留し続けたのは大変重いものでした。そんな中、沖縄では明るいニュースがスポーツ界で起きました。その一つはゴルフの宮里藍選手の米ツアー2連勝の快挙の知らせでした。間髪を入れず今度は、春の甲子園での興南高校の全国制覇でした。また、シロアリ業界でも沖縄旋風が吹き荒れました。今年から始まった4月6日は「しろありの日」ポスターコンクールで、226点厳選の中、最優秀賞を射止めたのは当会支部会員の子、平井麻里(小3)さんでした。一昨年から始まったトータルリビングショーへの出展に加え、今年からポータルサイト建設市場おきなわ開催の「住宅祭」にも参加いたしました。次に、これら一連の沖縄支部の活動を報告します。①アメリカカンザイシロアリ久々 2例目を同定冒頭申し上げたとおり、沖縄には65年もの長期にわたりアメリカ軍が駐留するに伴い、アメリカカンザイの侵入もあるのではないかと推測されていました。元来、沖縄では日常的にダイコクシロアリが存在し、アメリカカンザイとの識別がなされないまま今日まで見過ごされてきました。今回2例目として発見されたのは嘉手納基地に近い中部地域です。パイン系材のベニヤ板(5プライ)内で発見され、金城一彦支部長(琉大農学部教授)と安田いち子会員(中学教諭、農学博士)立会いのもと食蟻、兵蟻、羽蟻それぞれで同定されました。当支部では、これを機会に7月7日(水)に勉強会を開き、アメリカ材のベニヤ板中の機器によるシロアリ探査とアメリカカンザイの識別を行い、会員間の共同認識を深め、今後のアメリカカンザイ防除の一助にしたいものです。②「建設市場おきなわ」開催の「住宅祭」に出展県民にPR4月23?25日(3日間)、那覇市新都心内での「住宅祭」に白対協本部で昨今作成されたパネルを借用し、トータルリビングショーの経験を活かし、会員相互で役割分担をして出展しました。主催は㈱沖縄建設新聞、後援は内閣府沖縄総合事務局/沖縄県(他5団体)で、25社が出展しました。出展内容は、パネルを主として被害物の展示、なかでも本物の生きたシロアリに関心が集まりました。2万余人の老若男女のお客様にしっかりとPRできたと自負しています。(社)日本しろあり対策協会沖縄支部 事務局沖縄支部 最近の取り組み