ブックタイトルagreeable 第15号(平成22年7月号)

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概要

agreeable 第15号(平成22年7月号)

17 Agreeable 2010/7お聞きしたが、それはいまでもあるのか。○フランスや他の国では、ターミメッシュのようなものが広く使用されているが、日本ではどうか。○京都の薬師寺を視察したが、ベイトを使ってトラップを設置していた。そういうやり方は主流なのか。そうでないとするならどういうやり方が主流なのか。○登録会員制度、防除施工士制度があるとお聞きしたが、これは、全ての会社が加入しているのか。そうでないなら、どのくらいの加入率なのか。また、試験制度はどのようなものか。○フランスのシロアリ処理市場は70億円くらいだが、日本はどのくらいあるか。1年間でシロアリ処理を受ける家屋件数はどのくらいか。また、面積あたりの処理費用はどのくらいか。○登録業者によってなされた処理が基準を満たしているかどうかのチェックシステムはあるか。○木材に対する処理として、どんな方法が行われているのか。その他、まだまだ質問は尽きないようでしたが、時間の制約もあり、最後に全員で記念撮影を行って友好的雰囲気のなか、満足できる結果を得ることができましたとのお礼が述べられ視察を終えました。(事務局 吉田 記)社団法人日本しろあり対策協会は、昭和34年5月15日に設立されて以来約半世紀にわたって、建築物、工作物等のシロアリ被害と腐朽の防止を推進するわが国唯一の団体として、登録施工業会員制度、しろあり防除施工士及び蟻害・腐朽検査員の認定登録、防除薬剤等の認定登録、防除施工標準仕様書と安全管理基準の制定、シロアリ被害の調査研究など、建築物の耐久性向上のため諸事業を行っている。会員各位の資質を向上し、関係機関・諸団体と協力して、防除施工における安全性の確保並びに環境保全に寄与し、消費者から信頼される体制を確立し、もって公共の福祉の増進に寄与することを使命とする。会員はシロアリ被害の予防及び駆除工事を的確に行うために、人の健康と環境の保全に十分配慮し、シロアリの生態、腐朽、薬剤、建築、防除施工などの防除に関連する専門的知識並びに長年現場で習得した経験的知識を満たしていなければならない。また、会員はそれらの知識に関して研鑽に努め、持続可能な社会の発展に寄与するとともに倫理に基づいた妥協のない専門的判断を行わなければならない。?社会的責務①会員は業務の遂行に当たって、本綱領を尊重するとともに、法律を遵守する。②会員は、地球や地域の環境問題と建築物に対するシロアリ・腐朽対策の関わりを認識し、業務に取り組む。③会員は、シロアリ・腐朽対策専門家としての役割と責任について、社会の正しい理解と評価を得るために努力する。④会員は、虚偽、誤解を招くような行為等により自分自身の業務についての情報提供や宣伝をしない。⑤会員は、品性、知識、能力、倫理観を備えるとともに、常に自己の研鑽に努める。?行動基準①会員は依頼者の要請に応え、誠実に業務を遂行することによって依頼者の正当な利益を守る。②会員は、シロアリ・腐朽対策専門家として自己の独立の立場を保って業務を遂行する。③会員は、業務上知り得た依頼者の秘密を漏らさない。④会員は、自らの業務において利害が対立すると考えられる場合には、その事実を関係者に告知する。⑤会員は、他の会員と協同して業務を行うとき、或いは他の専門技術者ならびに他分野の専門家の協力を求めるときは、お互いの業務の分担と責任を明確に合意した上で、相互に信頼をもって業務を遂行する。⑥会員は、誠実と公正をもって業務を遂行するために本綱領を業務組織の全員が遵守するよう、周知徹底する。社団法人日本しろあり対策協会倫理綱領視察団の質問に答える檜垣会長熱心に質問する視察団メンバー