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しろありNo.153

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しろありNo.153

( )はじめに昨年度,静岡県支所では日本しろあり対策協会の知名度の向上のため,ボランティアで静岡県内の文化財(建築物)の蟻害・腐朽検査をヶ所行い,檜垣会長以下本部役員の方々にも多数参加していただいた(写真, )。また,関東支部,中部支部の応援を受け, 社名の参加があり,その詳細については, ,静岡新聞,テレビ静岡,東京新聞で報道され,協会の知名度アップにつながったと考えられる。毎年,継続的に事業を続けることが重要なことであり,本年度についても静岡県支所では昨年と同様の企画を立て,本年月日に実施した,静岡県内の文化財(建築物)蟻害・腐朽検査対象物件の,新居関所,濱名惣社神明宮本殿,楽寿館について報告する。検査実施までの経過文化財(建築物)蟻害・腐朽検査も年目を迎え,調査個所選定については,静岡県教育委員会文化財課課長名で各市町村教育委員会文化財行政主幹課長宛て文化財(建築物)の蟻害・腐朽検査について(依頼)通達文書が出され,東部でヶ所,中部でヶ所,西部でヶ所調査依頼があった。その中から理事会において東・中・西ヶ所ずつ選定し,検査実施日を月日(ムシの日)に決定した。静岡県支所としては,文化財(建築物)蟻害・腐朽検査を毎年行うことにより協会の知名度を向上させ,非会員との差別化を図りさらに,一般ユーザーの取り込みをしていきたいと考えている。そのために日本しろあり対策協会版蟻害・腐朽検査員制度にリンクさせ,その普及,啓発を兼ねて静岡県内指定文化財(建築物)の調査を行い,報告書と検査書を県教育委員会文化課に提出している。静岡県(教育委員会文化課)としても文化財の保護を目的として毎年継続事業としてやってもらいたいという意向があり,双方の意向が合到した所似である。調査新居関所(写真)マルコー尾崎幸雄氏をリーダーとし,蟻害・および腐朽の検査診断手法による調査を行ったが,対象建物が文化財なので,原則目視,また建物の天研究発表会静岡県内文化財(建築物)蟻害・腐朽検査実施報告大長弘和しろあり年月写真写真