ブックタイトルしろありNo.153

ページ
5/64

このページは しろありNo.153 の電子ブックに掲載されている5ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

しろありNo.153

ブックを読む

Flash版でブックを開く

概要

しろありNo.153

が,筆者の乗船した船は母島旧島民の墓参団のために硫黄島に寄港する便であった。具体的に説明すると,筆者が竹芝から乗船した船は父島に寄港(筆者は下船)した後に硫黄島に向かって航行し,同島に停泊(写真)した。但し,硫黄島では陸からほど離れた場所で投錨,約日間停泊したそうである。その後,船は南硫黄島及び硫黄島を周遊し,北硫黄島の横を通り,父島に寄港した(吉野弘章氏私信)。父島停泊後は通常通り,二見港(筆者は乗船)から竹芝埠頭に向けての航海が行われた。分かりやすいように,本船の航路概略図を載せておく(図)。材料と方法標本本報で紹介するイエシロアリ標本は,すべておがさわら丸の船上で筆者が採集・拾得したものである。これらの個体は乾燥標本として筆者が保管している。採集状況などの詳細は後述するのでご覧いた( )写真船上で採集されたイエシロアリ写真おがさわら丸全景(父島にて撮影)写真硫黄島停泊中のおがさわら丸(吉野弘章氏提供)