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しろありNo.154

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概要

しろありNo.154

もある程度確立されたものもあるだろうと思われる。このたびの長期優良住宅制度により,積極策を打つ良い機会に恵まれたと考えている。この機会に,住宅メーカー・工務店,特に中小工務店に積極的に働きかけ,住宅の長寿命化のためのメンテナンスシステムに組み込んでもらう,または,自社の持つシステムを利用してもらうことを考えてはいかがであろうか。自社独自で管理されている物件に関しては,これを機会にトータル的なメンテナンスの提案を手がける,防蟻以外の部分については他の業種企業と組んでも良いと思う。あらゆる住宅関連企業が,これを大きなビジネスチャンスと捕らえ,すでに行動または実績をあげている。会員企業の皆様には,この機会に遅れをとることなく臨機応変に考え新しいビジネスモデルを作り上げることを期待したい。(ポラス)( )業界としては全体の需要が冷え込む中,省エネに着目した住宅のシェアが一気に増える可能性もある。競争に勝ち残ることを考えれば今後はトップランナー企業に限らず新しいエネルギー供給設備が備わった住宅供給が,新築改築問わずともに求められると思われる。改正省エネ法について考えることかねてからの検討事項である外断熱工法における防蟻処理対策について,また断熱の性能アップによる防蟻に及ぼすだろう影響を調査継続・検証し,白対協として見解を示す必要があると考える。ビジネスチャンスとしての,長期優良住宅制度白対協会員企業の皆さんは長期優良住宅と注目を浴びる前から,自社が手がけた防蟻処理工事については情報管理をされているだろうし,そのシステム