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しろありNo.157

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しろありNo.157

( 28 )簡単にはいかずかなり難しい。地下シロアリの駆除方法では再発を起こす可能性が高い。アメリカカンザイシロアリの特徴としては繁殖が早くコロニーが一定の場所だけではなく特定できない。 駆除方法としては,かなり大がかりな駆除が必要になってくる。 被害木あるいは被害物を取り払い加害箇所一箇所のみ薬剤処理,冷凍処理し被害箇所に注入しシロアリを凍らす方法,あるいは熱処理や電気ショック死の方法等全体的な駆除方法としてはガス燻蒸処理方法が効果的だといわれている。 ガス燻蒸処理の場合は高度な技術,知識の上で処理に臨まなければならない。2. おわりに 建築物害虫として沖縄県にイエシロアリ,ヤマトシロアリ,ダイコクシロアリ,アメリカカンザイシロアリの他,木の害虫としてコウシュンシロアリが生息し食害を与えている。駆除の対称シロアリとなり白蟻防除業者はより確実に防除を行うにあたり,環境等に配慮しながら薬剤の選定,処理方法を考えていかなければならない。住環境の変化に伴い白蟻の生息状況,活動も変化してきているように思われる。 我々に課せられた高いレベル,技術をもとにこれからも白蟻防除業に努めていきたい。(有限会社ダイコク)