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しろありNo.158

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概要

しろありNo.158

( 28 ) ・使用薬剤量を削減する。  (全面処理 5L/㎡ → 3L/㎡)2)土壌処理の箇所を建物基礎内部と規定する機関  名と仕様書名  7.まとめ 改正水質汚濁防止法と白蟻薬剤による事故報告,協会の対応を報告した。白蟻防除業界は,過去,白蟻薬剤による環境汚染を起こしており,住民および行政に多大な迷惑を掛けた。現在,白蟻薬剤による環境汚染の報告はない。しかし,水質汚濁防止法の改正にみられるように,河川,地下水の水質維持が強く求められる時代となった。このような時代の流れを業界は十分認識し,二度と白蟻薬剤による環境汚染を起こしてはならない。今回の報告を参考に,過去に発生した白蟻薬剤の汚染事故を検証し,新しい工法については慎重な検討が行われることを期待する。引用文献1)廣瀬博宣 (2012):白蟻薬剤による宮崎県延岡市,串間市の地下水汚染報告(30年目の真実),しろあり,157,1-11.2)天池恭子 (2010):効果的な公害防止の取組促進に向けて ~大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の改正案~,立法と調査,303,91-96.3)環境省(2011):水質汚濁防止法に基づく事故時の措置及びその対象物質について(報告) 環境省水・大気環境局水環境課 中央環境審議会水環境部会 排水規制等専門委員会, 平成23年2月(http://www.env.go.jp/council/toshin/t09-2208.pdf)(廣瀬産業株式会社)機関名仕様書名社団法人日本しろあり対策協会防除施工標準仕様書建設省住宅局指導課木造建築物等防腐・防蟻・防虫処理技術指針・同解説(改訂版)独立行政法人住宅金融支援機構木造住宅工事仕様書