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しろありNo.159

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概要

しろありNo.159

22⑤設置8日後 設置したレンガ全てに蟻道が構築され, 新たな蟻道の構築は行われなくなった。一部の蟻道については,乾燥のためヒビ割れが発生していた。構築された蟻道・蟻土の量の順を以下に示す。炭ホウ酸A>ホウ酸B>無処理>白蟻薬剤C 炭を含有したホウ酸製剤A処理レンガの上部蟻土には白カビが発生していた。蟻道の形成が停止したため,試験の終了とし, 薬剤処理されたレンガを撤去した。⑥蟻道構築試験のまとめ 無処理のレンガより, 薬剤処理したレンガである,炭を含有したホウ酸製剤A処理レンガとホウ酸製剤B処理レンガに蟻道・蟻土が多く構築された。特に, 炭を含有したホウ酸製剤A処理レンガは, 全体の80%が蟻土で覆われた。これらのことから, 今回使用したホウ酸製剤2剤については, シロアリ誘引性と蟻道構築促進性があると判断される。写真28 12時間後の全体状況写真29 12時間後炭ホウ酸Aレンガ這い上がり写真30 12時間後ホウ酸Bレンガ這い上がり写真31 12時間後無処理レンガ這い上がり写真32 12時間後白蟻薬剤Cレンガ這い上がり写真33 36時間後の全体状況