ブックタイトルしろありNo.161

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概要

しろありNo.161

38 T e r m i t e J o u r n a l 2 0 1 4 . 1 N o . 1 6 12)平成13年の被害調査 平成13年9月, 社団法人日本しろあり対策協会はシロアリ被害実態調査を行った。調査実施者  全国の防除業者会員調査対象   会員の周辺, 近隣住宅所有者調査項目   所在地, 築年数, 白蟻被害の有無       しろあり工事実施の有無 など その全国調査結果と, 鹿児島県の調査結果を表1,表2に示す。表1 平成13年全国の被害率築年数総棟数被害棟数被害率1~5年1,956 328 17%6~ 10年2,944 591 20%11 ~ 15年3,390 1,020 30%16 ~ 20年3,017 1,238 41%20年超 5,128 2,467 48%合計16,435 5,644 34%表2 平成13年鹿児島県の被害率築年数総棟数被害棟数被害率1~5年111 24 22%6~ 10年218 52 24%11 ~ 15年338 118 35%16 ~ 20年284 139 49%20年超 427 234 55%合計1,378 567 41%3.かごしま住まいと建築展 鹿児島県協会は, シロアリ被害の紹介, シロアリ対策の啓蒙, 協会活動の広報を目的とし, 鹿児島県しろあり事業協同組合と共催で, 鹿児島県土木部建築課が主催する「かごしま住まいと建築展」に平成13年から毎年出展している。建築展出展の内容は, 機関紙しろあり157号で鹿児島県青壮年部会員 有限会社西村シロアリ工務店の西村隣太郎氏が「かごしま住まいと建築展での広報活動」として報告した1)。詳細は, 機関紙を参照されたい。住宅展での説明の状況を写真1・2に示す。4.アンケートの概要 調査機関  鹿児島県しろあり対策協会 調査期間  平成22年10月から平成25年10月 調査場所  かごしま住まいと建築展       (かごしま県民交流センター) 対象者   建築展への一般来場者(主に主婦) 過去4年間の開催日, 来場者数, アンケート数  平成22年10月29 ~ 31日 8,100名 286件  平成23年10月28 ~ 30日 6,800名 300件  平成24年10月19 ~ 21日 7,000名 250件  平成25年10月25 ~ 27日 6,500名 222件写真1 建築展での説明状況写真2 イエシロアリの飼育巣を見る子供達図2 地域別建築年令と被害棟率(鹿児島県本土)(文献2)より)