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概要

しろありNo.163

Termi te Journal 2015.1 No.163 41に, 計測箇所番号を記したラベルを貼付け計測目印の押しピンを刺す。 c. 必要に応じ, 計測箇所の近くに針金等を用い, AE検出器本体吊下げ用フックを設ける。 d. AE検出器本体を仮置き又は吊下げ, 開けた穴にAEセンサーを差し込む。 e. AE検出器で, 10分間計測を行う。 f. AE波の検出が0の場合, その部材の白蟻生息はないと判断する。 g. AE波の検出が1以上の場合, 再度計測を行う。2回目も検出があった場合, シロアリの生息有りと判断する。計測箇所目印の押しピンを2本刺しとし, 生息確認の目印とする。 h. 計測箇所の周辺を丁寧に観察し, 糞出孔, 被害部薄皮を捜し, ムースを注入する。注入箇所に初回とは別な色の押しピンを刺す。 i. 床面, 梁等の虫糞を掃除, 除去する(写真21)。③ 3回目(新たな糞落下個所の確認, AE検出器を用いた生息再確認, ムースの追加注入)  2回目と同様の作業を行う。2回目, 3回目共AEが検出されなかった部材は生息なしと判断し, 部材の駆除作業終了とする。④ 4回目(新たな糞落下個所の確認, AE検出器を用いた生息再確認, ムースの追加注入)  2回目と同様の作業を行う。AE計測は2回目3回目でムースを追加注入した部材について行う。AEが検出されなかった部材は生息なしと判断し, 部材の駆除作業終了とする。生息を確認した箇所については, ムース追加注入作業を行う。ムースを追加した部材は, 1月後に再度AE計測を行う。(部材毎の作業パターン)①ムース注入→AE無検出→AE無検出→駆除完②ムース注入→AE検出 →ムース注入      →AE無検出→AE無検出→駆除完写真11 糞出孔の拡大写真12 ピペットノズルを用いたムース注入写真13 被害部から吐出したムース写真14 ムースで押し出された職蟻腹部