ブックタイトルしろありNo.162

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概要

しろありNo.162

Termi te Journal 2014.7 No.162 134.2 フィールド試験 2014年1月に鹿児島県日置市吹上浜国有林内に設置された屋外試験地(京都大学生存圏研究所・生活・森林圏シミュレーションフィールド(LSF))にて, 京都大学生存圏研究所 吉村 剛教授のご協力を得てケーブル試料を埋設した。 ケーブル試料表面の材質は, ナイロン12, 新防蟻材料, ビニルとしケーブルを約55cmに切断し両端を金属キャップで覆い(写真6), やすりによる表面傷無し,やすりによる表面傷有り(写真7)のものを計6セット作成した。 作成したケーブル試料は, 上記屋外試験地にてシロアリの巣の付近の5カ所を選んで埋設した。(写真8?10) 試験はシロアリ対策の効果を確認するため長期的に観察する予定で現在も継続中である。写真6 ケーブル試料(やすりによる表面傷無し)写真7 ケーブル試料(やすりによる表面傷有り)写真8 ケーブル埋設状況写真9 ケーブル埋設状況(餌木の設置)写真10 ケーブル埋設後の地表面