文化財等蟻害・腐朽調査事業

文化財等蟻害・腐朽調査事業

文化財等蟻害・腐朽調査事業について

文化財として登録されている建造物に対してはさまざまな行政的措置がとられ保護されていますが、シロアリなどの虫害や腐朽による劣化がみられることは少なくありません。
文化財建造物の被害実態を把握し、その歴史的価値を保護するため、本会では連携団体と協力しながら文化財の調査を無償で行ってまいりました。調査には多くの蟻害・腐朽検査士およびしろあり防除施工士が積極的に参加し、防除と検査のための技術研鑽にもつながっています。

年度別実施件数
年度 文化財建造物 公共建造物※1 年度計
平成23年度 30 5 35
平成24年度 23 50 73
平成25年度 63 50 113
平成26年度 53 70 123
平成27年度 61 12 73
合計 235 182 417

※1 小学校、公民館などの公共の利益に資する建造物

文化財の種別による件数(平成23年度~平成26年度)※2
指定・登録団体 形態 件数 小計
国指定 国宝 4 82
重要文化財建造物 57
登録有形文化財 12
指定有形文化財 4
史跡 3
登録記念物 2
都道府県 有形文化財建造物 29 31
名勝・史跡 2
市町村 有形文化財建造物 47 47
名勝・史跡 1
伝統的建造物群保存地区 1
不明、その他 184 184
合計 344

※2 土井 正(2015)機関誌「しろあり」№164に平成26年度実績を追加のうえ修正

調査物件

左から久能山東照宮(国宝、静岡県)、三渓園臨春閣(国指定重要文化財、神奈川県)
その他:中尊寺経蔵(国宝、岩手県)、吉備津神社(国宝、岡山県)、円城寺新羅善神堂(国宝、滋賀県)など

調査のようす

確認された被害

生物劣化としてはシロアリ、木材腐朽、木材食害昆虫による順に多く、部位は板・建具等、床束、大引の順で多いことがわかりました。

調査報告書

登録施工業者会員証

※報告書サンプル準備中

ページの一番上に戻る