ブックタイトルagreeable 第13号(平成22年1月号)

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概要

agreeable 第13号(平成22年1月号)

Agreeable 2010/1 2社団法人日本しろあり対策協会の第52回全国大会が、11月13日、別府市内を一望できる高台にたたずみ、別府一の設備、湯量を誇る杉の井ホテルで、342名の参加者を得て盛大に開催されました。式典では、開会の言葉と会長の挨拶の後、国土交通省住宅局長、大分県知事、別府市長の皆様にご祝辞をいただき、祝電が披露されました。引き続き、大会宣言も決議されました。今回の大会スローガンは「長期優良住宅を支えるシロアリ対策」でした。平成20年12月に施行された「長期優良住宅の普及促進に関する法律」では、維持管理の容易性と維持保全の方法が規定されており、蟻害腐朽対策が重要な要素となっています。今回の大会スローガンは、業界として、長期優良住宅の推進に努めることを表明したもので、会員の今後の活動に期待したいと思います。特別講演では、副会長の児玉純一氏が、「新法人制度について」講演されました。平成20年12月に施行された行政改革推進法に基づき、協会を含む従来の社団法人(公益法人)は特例民法法人となり、平成25年12月までに、公益社団法人、一般社団法人、他の法人への移行または解散が求められています。会員の新法人制度への理解と、協会の今後の対応が求められています。会員による研究発表会では、会社及び支所の活動報告など7件が発表されました。会社での改善運動や、イエシロアリの多女王事例等、会員の活発な活動が報告されました。特に、静岡県支所の「第2回文化財蟻害・腐朽検査実施報告」、鹿児島県支所青壮年部が行ってきた「公園樹木の蟻害調査駆除12年のあゆみ」等は奉仕作業であり、公益法人としての活動に、注目が集まりました。また、支部支所活動の活性化として、青壮年部の創設などが大会後も話題になっています。展示会場では、26社32ブースが設置されました。展示会場を大きくし、ドリンクコーナーを設けるなどの工第52回全国大会―別府大会報告― えるシロアリ対策写真3 会長挨拶写真1 杉の井ホテル写真2 会場看板