ブックタイトルagreeable 第13号(平成22年1月号)

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概要

agreeable 第13号(平成22年1月号)

Agreeable 2010/1 4前回の本誌でアナウンスしたとおり、協会本部は去る11月11日から13日までの3日間、ジャパンホームショー2009に出展いたしました。今回は、その結果について簡単にご報告いたします。1.来場者について表1は開催3日間における全体入場者数と協会ブースへの来場者数を示したものです。主催者側の発表では展示会全体で約9万人が来場したようですが、昨年より若干減少しているようです。そのうち、協会のブースに立ち寄っていただいた人の数は、3日間合計で430名になりました。主催者側の話では、この数は商品展示をしない公益法人のブースとしては多い方だとのことです。表2には協会ブースに立ち寄っていただいた方々の職業を聞いた結果を示していますが、さすがに7割が建築関係者で占められていました。一方、白対協の認知度を聞いた結果が表3ですが、「知らなかった」とする答えが43%を占めて最大であり、この点は協会がもっと建築側を含めた外部に広報を行っていくべきことを示していると思われ、今後の課題として受け止めるべき結果かと思います。2.展示について写真1に協会の展示ブースの様子を示します。今回展示した物品は以下のとおりです。?パネル:協会の沿革、組織、事業内容、シロアリの生態、新しい構法における被害実態、蟻害と耐震性との関係、長期優良住宅と防腐防蟻処理、蟻害腐朽検査員制度などを説明したもの12枚?各種シロアリの生態サンプル:ヤマトシロアリ、イエシロアリ、アメリカカンザイシロアリの生態を生きた状態で観察可能としたパネル3枚?アメリカカンザイシロアリの糞?イエシロアリの巣?建築被害材:ヤマトシロアリ、イエシロアリ、アメリカカンザイシロアリによる建築被害材および断熱材被害材各数点?DVDの常時上映:防蟻対策の重要性を訴えたプロモーションDVD?蟻害腐朽検査員制度説明パンフレット、アメリカカンザイシロアリの生態と防除パンフレット、その他協会出版物これらの展示に対してアンケート調査を実施した結果が表4です。最も関心を集めた展示物は被害材とシロアリの生態サンプルでした。建築の人たちは一部を除いて被害材やシロアリの実際の姿を目にしたことがない人が多く、これらの展示が功を奏してブースに多くの人が立ち寄っていただけたものと考えています。表5にはこれらの展示が仕事の参考になったかどうかを聞いた結果を示しています。72%の人が「大変参考になった」と答えており、「少し参考になった」とを合わせると97%となっています。住宅、建築関係者への啓蒙をもっと推し進めるべきことを示している結果だと思います。また、表6は蟻害腐朽検査員制度への関心について聞いた結果ですが、「関心がある」と答えた人が97%にのぼったことは、この制度が協会会ジャパンホームショー2009への出展結果についてのご報告中島正夫協会副会長表1 入場者数11月11日11月12日11月13日入場者数28,128 31,800 29,030累計28,128 59,928 88,958協会ブース立ち寄り人数144 286協会主催セミナー入場者数37 - 40表2 業種についてお知らせください回答% 回答数建築関係官公庁・団体一般・学生その他70.3%5.4%2.7%21.6%26218表3 社団法人日本しろあり対策協会をご存知でしたか回答% 回答数事業内容を知っている名前は知っている知らなかった32.4%24.3%43.2%12916表4 興味をもたれた展示についてお知らせください回答% 回答数パネル被害材シロアリ生態パネル放映ビデオその他16.7%40.7%40.7%0.0%1.9%9222201表5 今回の展示物はあなたのお仕事等に参考になりましたか回答% 回答数大変参考になった少し参考になったあまり参考にならなかった72.2%25.0%2.8%2691表6 蟻害・腐朽検査制度への関心について回答% 回答数関心は無い関心がある利用してみたい0.0%97.1%2.9%0331