ブックタイトルagreeable 第14号(平成22年4月号)

ページ
4/18

このページは agreeable 第14号(平成22年4月号) の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

agreeable 第14号(平成22年4月号)

Agreeable 2010/4 24月6日は協会の定めた「しろありの日」です。社会に対してシロアリ対策の重要性を啓蒙するために、これまで市民の方々を対象にした講演会等を開催してきました。昨年はご存じの通り協会の創立50周年記念祝賀会を同日に行いました。広報・普及委員会では、年4回の委員会において、市民の方々への広報・普及活動のありかたについて常に検討を行っています。2月2日に開催された平成22年度の第一回委員会において、「何か新しい形の活動はできないだろうか?」、ということについて議論を行いました。そこで浮上してきたのが、「ポスターコンクール」です。協会の啓蒙活動としてのポスターの製作は決して目新しいことではありません。会員の皆様にもお使いいただいていると思いますが、最近では数年前に広報・普及委員会の飯田委員(当時)が中心となって、主として消費者センターなどの行政機関で掲示いただくことを想定した美しいポスターを作成しました。したがって、今回「ポスターコンクール」を行うにあたって議論が必要だったのは、「何を目的として、誰を対象とするのか?」、という部分の明確化です。この点を含む実施の詳細について、委員会で決定した事項とその理由は以下の通りです。●対象は小学生とし、シロアリに関連するものであれば画材・内容は自由。ただし、大きさは四つ切りに統一(理由:「agreeable」№13の表紙に使われている小学三年生の森本智香子さんの自由研究の絵のように、未来を担う子供さんの新しい感性で描かれたインパクトのあるものが欲しい。また、マイホーム購入の中心世代である30代?40代、つまり小学生の子供さんの親御さんの世代にもアピールできる可能性がある。)●締切は「しろありの日」4月6日、ホームページに掲載するとともに会員全員に案内を送付して募集(理由:4月7日に委員会を開催して審査。時間的な制約があることから、会員の方々に積極的に動いていただく必要がある。そのこと自体が、協会の社会的認知度を上げることにつながる可能性がある。)●最優秀賞1点と優秀賞数点を選考(理由:協会のホームページやその他のいろいろな出版物等に積極的に使用する予定であることから、複数の作品を選びたい。)●応募いただいた方全員に参加賞として図書カード1000円分をもれなく贈呈し、さらに、最優秀賞には図書カード30000円分、優秀賞には図書カード10000円分を贈呈(理由:積極的な応募を呼びかけるために、応募される方にできるだけ負担をかけたくない。)さて、これらの情報を印刷した開催案内を会員の皆様にお送りし、いよいよコンクールが始まりました。委員長として、「本当に応募があるのだろうか?」、と不安な気持ちにさいなまれたのも事実です。とうとう4月7日の審査の日がやってきました。会議室に入ると机の上にはなんとポスターの山ができているではありませんか!少々不安な顔をして集まってきた委員の面々も、これを見た途端顔がほころびました。応募点数は、北は秋田県から南は沖縄県まで、合計226点というすばらしい数字となりました。委員を初めとする会員の皆様の献身的なご協力に、心より感謝したいと思います。特に直接地域の小学校に出向かれて協力依頼をしていただいた方には頭が下がる思いです。本当にあり「しろありの日」ポスターコンクール吉村 剛広報・普及委員会委員長