ブックタイトルagreeable 第14号(平成22年4月号)

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概要

agreeable 第14号(平成22年4月号)

3 Agreeable 2010/4がとうございました。では、どのように審査をすればよいのか。審査基準を明確にしておく必要があるというご意見を理事会でもいただいたことから、最初にこの点について意見交換を行いました。その結果、●ポスターとしてインパクトのある作品●子供らしい感性の作品という2点を共通の認識とすることで意見が一致しました。次に具体的な審査です。まず、第一次審査として40点から5点を目途に選ぶ作業を委員全員で行いましたが、どの作品もすばらしく、楽しくも頭の痛い作業でした。これによって30点弱の作品が机に並ぶことになりました。ここからがさらに難しい作業です。議論の結果、審査基準の2番目の項目から、7才から12才まで年齢毎に作品をまとめ、そこから各2点を二次審査で選び出しました。これで、最終的に12点の作品が揃いました。さて、最終審査です。ここまで来ると、なかなか委員全員の話し合いというわけにはいきません。各年齢について挙手による投票を行い、優秀作品6点を決定しました。まさに苦渋の決断というところです。そして、この6点について最終投票を行った結果、沖縄県那覇市の平井麻理さんの作品が栄えある最優秀賞として選ばれました。最優秀賞と優秀賞5点の作品については、ホームページに掲載するとともにこれから協会のいろいろな印刷物や出版物に使用させていただく予定です。今回の審査を行って感じたことは、まず「時間がなかったけど、やって良かった!」、ということです。なんと言っても小学生の皆さんの絵の素晴らしさと視点の確かさには驚かされました。作品の多くは、「木材や住宅の害虫」という認識から、シロアリ防除の大切さを訴えるもので、「そのまま会社のポスターに使いたい!」、と言い出す委員もいたほどです。次年度以降の予定についてはまだ決定していませんが、広報・普及委員会としては、できれば「しろありの日」記念イベントの一つとして継続して行きたいと考えています。審査は大変になりますが、500点、600点と集まって嬉しい悲鳴を挙げるようになれば、協会の啓蒙活動として本当に意味のあるものになると思います。最後になりますが、時間の制約がある中で、「しろありの日 ポスターコンクール」の実現にご尽力いただいた皆様に改めて心から感謝の意を表します。入賞作品は本誌14ページに掲載しています。