ブックタイトルagreeable 第17号(平成23年1月号)

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概要

agreeable 第17号(平成23年1月号)

Agreeable 2011/1 8全国大会は、NHKの大河ドラマ「龍馬伝」一色の高知市新阪急ホテルで平成22年11月12 日(金)に開催し、会員関係者と一般参加者を加え298名の参加をいただきました。今大会のメインテーマは「地震とシロアリ」でしたが、国土交通省四国地方整備局から「シロアリについて」と「腐朽や蟻害などによる劣化に対する補強」の説明がある「家族と地域を守るため Shall We 耐震診断?あなたの家は南海地震に大丈夫ですか!」のリーフレットを250部いただき参加者に配布する事ができました。そして、国土交通省からは住宅局建築指導課石井雄二企画専門官、四国地方整備局近江典男建政部長、同整備局建政部浮谷高司住宅調整官が来賓としてご参加いただきました。大会は式典、講演会・研究会、展示会、懇親会の4つの部に別れており、式典の部では田辺信介四国支部長の開会のことば、檜垣宮都会長の挨拶に始まり、川本正一郎国土交通省住宅局長、尾﨑正直高知県知事、岡﨑誠也高知市長のご祝辞をいただいた後、大会宣言決議文案を松岡功宣高知県副支所長の提案の後、採択に続いて表彰式に移りました。まず、最初は元建設大臣、郵政大臣、国土庁長官を歴任された関谷勝嗣氏に「住宅金融公庫(現住宅金融支援機構)の仕様書から協会の仕様書が削除されようとした時に、国会議員として防蟻処理に関する行政対応にお力を尽くされ、我が国の住宅の耐久性の維持・向上に多大なる貢献をされました。そのご功績は本協会において永く讃えられるものであります。ここにそのご尽力に対し敬意を払い深甚なる感謝の意を表します。」続いて、大会直前に他界された白石俊彦氏には、ご遺族の方に「生前、永年にわたり社団法人愛媛県建築士会の事業活動を通し愛媛県ホームページへのアドバイス、アメリカカンザイシロアリに関する情報の提供ならびに地震とシロアリ被害の関係等シロアリ被害の啓蒙に尽力いただきました。そのご功績は本協会において永く讃えられるものであり、ここに故人の生前のご功績を讃え心から感謝の意を表します。」また藤田行弘氏には「関西支部事業への助言協力」に対して感謝状を贈呈しました。次に、協会、支部および支所の運営に5年以上貢献し、その功績が顕著と認められた方々9名、防除施工業務に20年以上従事し、会員の模範と認められた方々17名、支部長が表彰することを適当と認めた方々8名に表彰状を贈呈しました。表彰状を授与された方々を代表して、徳島県支所の藤髙賀弘氏が謝辞を述べた後、式典は田中研一副会長の閉会のことばで終了し、展示会の参観ができる休憩をとりました。展示会へは26社が出展していただきました。昨年の別府大会で好評であった、協会のコーナーを今年は大きく取って、小学生が応募したポスター展示、安全ポスター展示、ねこ土台の被害写真展示、木組みのシロアリ喫食実証試験材展示、クロタマムシの被害材展示を行いました。第53回全国大会報告実行委員会 委員長 友清重孝田辺支部長挨拶勝谷氏 表彰大会宣言