ブックタイトルagreeable 第17号(平成23年1月号)

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概要

agreeable 第17号(平成23年1月号)

foreword発行:社団法人日本しろあり対策協会表紙写真イエシロアリ 兵蟻(写真提供:大日本木材防腐㈱ 日比愼一)環境とコンプライアンス② ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1第32回ジャパンホームショー出展! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3新法人移行特別委員会活動報告 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6第53回全国大会報告 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8ロンドン便り№1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10関東支部 最近の取り組み ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12この人 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13訃報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14アルトリセット? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16人文虫学③ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 172011年、平成23年の新年を迎えておめでとうございます。本年が協会にとりましても皆様にとっても良い年でありますようにお祈り申し上げます。昨年実施した第53回全国大会はNHKの大河ドラマ「龍馬伝」で話題となった幕末の英傑「坂本龍馬」の生誕の地、高知市で行われました。280余の会員が集い盛会に進められましたこと、関係各位に厚くお礼申し上げます。その折に、感謝状贈呈者のお一人で元建設大臣の関谷勝嗣先生から私共協会に対して大変なお褒めの言葉を頂きました。「仕事柄、種々な団体の歳事に招待されますが、これほど真摯な事業活動をされている協会は初めてです。」、ちなみに先生は大会の式典、講演会、研究発表会、懇親会までご出席下さいました。さて、私共協会にとりまして本年は今までにない大切な年になります。既にご存知のように、昨年の総会で現在の社団法人を新法人の枠組に移行させることとし、平成24年の比較的早い時期に行政庁(認定委員会)に移行申請を行うことを決定していただきました。協会はこの移行申請の中身を検討すべく平成21年に「新法人移行特別委員会」を設置し、また昨年からはコンサルタント(一般社団法人パブリックコンサルティング)にも参加いただき鋭意検討を重ね、以下のことを来る第54回通常総会に上程します。「一、社団法人日本しろあり対策協会は関係法に基づき、平成24年度の早期に、行政庁に対し公益社団法人への移行の認定申請をする。二、現在の支部及び支所は、平成23年12月31日付をもって廃止することとする。」。このことは大変重要な手続きですので宜しくご支援の程お願いいたします。申すまでもなく、協会本部と支部・支所は50余年にわたって事業活動を支えあってきた関係にあります。しかし、此の度の新法人移行へのハードルは意外なところに視点があります。新法人といえば、私共協会の関わりから、公益社団法人と一般社団法人の何れかを選択することになりますが、何れの法人を選択しても、現行の本部・支部・支所の体制は「管理コスト」の観点から制度上でも継続できないことになります。また、法的にも現行の支部は本部から独立した組織として、事業活動をされているとみなされていることであります。協会が公益社団法人を目指すことは現協会の設立趣意に副うからであります。協会の主たる目的にあるように「建築物に対するしろありによる被害及び腐朽の防止を行い、その安全性を確保し、あわせて木材消費の節約に資し、もって公共の福祉を増進することを目的とする」であります。協会はこの目的を達成するために種々事業を行っております。「しろあり防除施工士の資格付与・講習会」、「蟻害・腐朽検査員の資格付与・講習会」、「しろあり防除薬剤の認定」、「しろあり防除標準仕様書の作成」、「安全管理基準の作成」、「研究発表会開催」、「機関誌の出版」などであり、これらの事業は移行する公益社団法人に継承されなければなりません。さらに支部・支所が本部から独立した地域団体となることから全国レベルで展開できる連携事業を考えています。例えば、文化財等蟻害腐朽調査事業、各種講習会・資格付与試験等実施事業、消費者対応への事業等ですが、追加事業も含めて今後精査していく予定です。新法人移行に伴って検討しなければならない案件はたくさんあります。一つには、協会の名称を仮に公益社団法人日本しろあり対策協会で申請し、現支部は例えば一般社団法人―地域名―しろあり防除協会に改組して申請するかであります。この大事業を推進するには会員諸氏の絶大なるご支援とご理解が不可欠です。宜しくお願い致します。CONTENTS Agreeable 2011/1新年にあたって?日本しろあり対策協会会長檜垣宮都