ブックタイトルagreeable 第17号(平成23年1月号)

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概要

agreeable 第17号(平成23年1月号)

3 Agreeable 2011/1会員の皆様。前号でご紹介しましたとおり、第32回ジャパンホームショーに出展しました。会期:2010年11月17日?19日場所:東京ビッグサイトまずは出展に際して、資材やサンプル、シロアリ模型等々で多大なご協力をいただきました各防除会社様やセミナーの講師を務めていただいた土井先生、また、大変なご尽力とお時間を割いていただいた事務局・広報委員会のスタッフ皆様に深く御礼を申し上げます。そして更に、お忙しい中、会場ブースにお立ち寄りくださいました防除関連会社の皆様、ありがとうございました。会場、ブースの様子さて、今回は2回目となる出展ですが、会場にご来場いただいた皆様のご感想はいかがでしたでしょうか?ショーでは、住宅不況の中にも関わらず、様々な企業が出展しており、会場に居る限りでは、本当に不況なのだろうか?と見まがうほどの活気だったように思えます。協会関係でも複数の企業様が出展されており、メーカーではシンジェンタ様、ダウ・ケミカル様、防除関連の会社様も一部、出展されていました。それぞれ趣向を凝らしたブースを作り、ご説明の方々も一生懸命にお客様のご対応をされておりました。協会ブースでは、前号で予定をしておりましたとおり、シロアリの行動パターンを、生でご覧いただける小さなアリーナ模型、被害木、そして様々な展示パネルをあしらい、小さな1コマのスペースでしたが、わかりやすいブースレイアウトで運営しました。前回と異なり、入り口や真ん中に物を置かずに、広い間口にし、立ち寄られる方々が中の展示品やパネルを見やすいように工夫しました。私自身は初日に説明員として手伝わせて頂きましたが、閑古鳥のようなことはなく、来場者の興味は引いていたと感じています。お客様の反応私の対応範囲での話しになります。ブースに立ち寄られた方々に関して言えば、その動機は当然様々でした。たまたまパネルが目に留まり……という方々や、そもそもシロアリ被害でお悩みの方々や、生きているシロアリに「なんだこれ??」のようなのも……。その相談内容も様々でした。シロアリの生態に関する質問もあり、昔取った杵柄(?)で、イエシロアリ・ヤマトシロアリの違いや生態など説明をさせていただきました。カンザイシロアリに関するご相談もいくつかありました。やはり実際に被害に遭われたり、ご経験をされている方々の関心は非常に高かったと感じます。シロアリ防除方法に関しても値段も含めて質問がありました。方法に関してはまだしも、価格という話になりますと協会そのものが直接ご紹介できない部分もあり、もどかしい場面もちらほらございました。一般的な興味のみで立ち寄られた方々の印象は、建築関連の来場者と推察されるにも関わらず、いわば「怖いなぁ……そうだな、大事なのはわかってはいるんだけど ……。」という表現が当てはまるかのような反応もございました。つまり、あまり関心は高くもなく……というところでしょうか?そういう場面では必死に必要性を訴えるように説明を頑張った(と思います)。シロアリ防除は液晶ワイドテレビ等の積極的な一般消費財と違い、サービス提供です。〝人々の興味?という点での啓蒙の難しさを痛感しました。広報委員会として、また今後の協会として、大きなテーマになっていくのではないでしょうか。総 括前回より始めたホームショー出展です。大手メーカーのような人気ブース、人集め……という性質の出展ではありませんが、今後も継続的(地道)に行う協会での啓第32回ジャパンホームショー出展! 広報・普及委員会委員大 嶽 譲 治