ブックタイトルagreeable 第18号(平成23年4月号)

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概要

agreeable 第18号(平成23年4月号)

17 Agreeable 2011/4●榎章郎新会長のもとで新たなスタートを切りました。その14日後にまさか、まさかの国難とも言うべき東日本大震災に見舞われました。4月22日午後6時現在警察庁のまとめで死者14,208人、行方不明者12,384人、建物被害325,927戸という未曾有の大被害。改めてお亡くなりになられた方々のご冥福と被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。人知を持ってしても災害は避けられず科学の英知を集めた原発も報道に見るとおりで、日本だけではなく世界中に心配の種を撒いてしまったことは誠に残念であり、本当に早く終息して欲しいと祈るばかりです。トップリーダーには迅速に判断し行動力、指導力を持って、一日も早く希望の持てる日本にしていただきたいと願うばかりです。 Agreedble18号が会員のお手元に届く頃には明るいニュースが流れることを期待しております。●54回全国大会開催地に、沖縄支部さんが決定。沖縄の明るさは今の日本にとって大変貴重な存在です。是非1人でも多くの会員さんにも参加していただきたいと思っております。積極的なご協力をお願いいたします。●広葉樹を好んで加害する乾材害虫被害の依頼を受ける季節にあたり、大村先生よりヒラタキクイムシの研究報告をいただきました。今後の仕事に大きく役立つことと期待しております。ありがとうございます。●森本桂先生のしろあり防除ダイジェストは業界に入会させていただいた時に使わせていただいたテキストであり、思い出の多い論文でございました。改めて永年に亘って協会にご貢献され、ご指導をいただいていることに感謝申し上げますとともに、今後とも見守っていただければと願っております。●竹松先生のロンドン便り第2信はダーウィンセンターのご紹介。日本ではなかなか発想できないようなオープン化された研究風景や見学者と研究者の交流等、興味の尽きないレポートです。ありがとうございました。●安部浩先生にはAgreedble16号17号18号と連載で環境とコンプライアンスをご投稿いただきました。消費者庁の新設とともに消費者安全法が施行されました。被害防止と安全確保の向上に努めることは業界にとっても望ましい事と思う次第です。●土井先生からは床下調湿材料の新規登録業務の停止についての投稿をいただきました。使用する側の責任と反省、販売者側の各現場状況によっての注意書の不足と販売優先できた部分が大きいのではと思っていますが?●藤井委員長より乾材シロアリ対策委員会の今後について、防除、実務の基本を再点検する必要性ありと貴重なご指摘をいただきました。●人文虫学。原発事故にもまさしく当てはまることですが、現代科学の英知を集めても絶対と言うものは無く、自然を利用する範囲で成り立つ文明社会構築の大切さを身にしみました。●株式会社バックアップ社から久々にベイトシステム処理に資材として、協会登録紹介がありました。今後の予防施工に使用し、ヒット率が上がるのではと期待しております。●樋口前常務理事には震災の重苦しい中での退任ですが充実の3年間業務を行っていただき、感謝とともに今後のご健勝をご祈念申し上げます。また新たに中山泰常務理事には本部公益法人化に向けての運営、ご指導の程を宜しくお願いいたします。●最後になりましたが故播摩健太郎さんとは2月25日53回総会が最後となりました。机をともにし、相変わらず東北なまりの中にも誠実さと明るさ、ユニークさを感じさせる話し方は20年来変わらず、総会やまた全国大会での逢世でした。今は寂しさで一杯です。心からのご冥福をお祈り申し上げます。 合掌。(石井 勝洋)■□編  ■□集  ■□雑  ■□感