ブックタイトルagreeable 第32号(平成26年10月号)

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概要

agreeable 第32号(平成26年10月号)

 一般社団法人福岡県しろあり対策協会では、昨年春に新しい組織として「青年委員会」が発足し活動しています。福岡県は対策協会の歴史も古く、これまで多くの会員や先輩方に福岡県ばかりでなく業界全体をリードしていただきました。私たちはこの土壌を引き継ぎ、自らの業務や企業、福岡県さらに業界全体が成長できるような次世代を担っていくことを考え、行動できるよう集い活動することを組織の目標としています。しかしまだ発足して一年半の組織であり発信力の強い活動はできていませんが、これまでの活動内容についてと今後の取り組みについて少し紹介させていただきます。 青年委員会メンバーの初めての顔合わせは、昨年1月下旬に行われました。13社から14名の参加者が集まり、理事の方々と一緒に酒を酌み交わし鍋を突きながら、自己紹介を終え緊張から解放されて初対面の懇親を深めることができました。福岡県は大きく4つの地区(福岡・北九州・筑後・筑豊)に分けることができ、青年委員会の役員として地区リーダー4名と委員長1名、県協会理事とのパイプ役として若手理事1名、事務局1名の計7名を選出し中心となって委員会の運営を行うことを決定しました。メンバーの年齢は20代前半から50数才、業界での経験も2?3年から20数年と年齢も経験も非常に幅広く、いい意味で偏りのないまた個性のある組織となりました。 3月に開催された一般社団法人福岡県しろあり対策協会総会にて「青年委員会」は正式に承認され、いよいよ活動がスタートしました。 第1回の定例会は昨年11月中旬に17名が出席して開催されました。定例会に先立って研修会を実施し、セイホープロダクツ株式会社様の協力を得て、床下換気装置の寿命試験・温度試験・モーター試験・生産ラインの見学、床下換気のシミュレーションスタジオの見学等を行い出席者個々の知識向上に役立ってもらう機会を設けました。定例会では主に今後の運営について意見交換を行い、①定例会は年2回(春・秋)実施、②次回定例会の開催日と内容について決定しました。 第2回の定例会は今年2月下旬に14名が出席して開催されました。今回は青年委員会として初めて独自で企画したテーマでの開催となり、4つの報告事項について意見交換と情報共有を行いました。① 防除作業時の事故事例と事故防止策について② 大型物件(学校体育館)の駆除事例について③ 顧客クレーム・トラブルへの対応事例について④ 小笠原諸島での調査・駆除活動について 福岡県しろあり対策協会の青年委員会は、活動を始めたばかりでまだまだ未熟な組織です。当面は背伸びをすることなく、メンバーお互いを良く知り、新たな横の連携作りが最優先であると考えています。メンバーは全員違った経験や知識を持っており、委員会の活動に活かすことも忘れてはいけません。 福岡県の近隣の県では、既に歴史もあり活発な活動を行っている青年委員会も多くあります。今後お互いに有意義な連携ができる機会も探っていきたいと考えています。 いつか青年委員会(チーム福岡県)が日本の何処かで「素敵な組織らしい?」と噂になるような組織を目指したいと思っています。共に知識を吸収し、技術を学び、経験を共有する福岡県の若い力が動き始めた!防除士の現場一般社団法人福岡県しろあり対策協会 青年委員会委員長  高橋 敏夫株式会社 新栄アリックスagreeable No.32 October 2014/10 20