心。2階の室内にも目に見える被害はありませんでした。しかし天井裏には、外壁部の蟻土あたりにシロアリの侵入が見られました。進めましたが、それ以上に被害は広がってないようでした。さて問題は、太い蟻道からの侵入が見られるH樣邸の室内の調査です。幸いにも床下は、K様邸同様に大きな被害はありませんでした。また外に蟻道がある部分はちょうど玄関なのですが、玄関付近の壁も柱には被害はありませんでした。続いて階段から2階に。階段を上がっていくとありました、壁にうっすらと水が染み出たような跡が!(写真⑩)位置的には外壁側でいうと梁が入っている高さ。所有者の許可を得て壁をめくるとジャーン!壁巣がありました。(写真⑪⑫⑬)この部分の天井裏にも写真⑭のように被害は広がっていましたが、範囲はごく一部分でした。さらにこのH様邸の庭を調査したところ、玄関左側にも蟻道が上がっており、その蟻道をたどっていくと玄関左上のベランダにも被害がありました。調査した結果、このような状況でH様から『隣の庭が原因でしょう?』ということを言われ明した結果、『誰のせい?どっちのせい?』に巻き込まれることなく、2件とも一応は納得していただきました。ていたみたいですが、H様邸の敷地内からもイエシロアリの侵入が確認されたので、土地自体の問題なので、「誰が悪いとか言う問題ではないのですよ」と説 HK11agreeable No.52 October 2019/10写真⑭写真⑨写真⑩図①写真⑦写真⑧写真⑪写真⑥(写真⑨)さらに調査を写真⑫写真⑬
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