13agreeable No.59 July 2021/7 公益社団法人日本しろあり対策協会は、４月６日を「しろありの日」として定め、普及・啓発活動を行っています。その活動として、小学生を対象にしたポスターコンクールを毎年行っており、今年で12回目を迎えました。今年も昨年に引き続き新型コロナウイルスの影響を受けてしまい、応募作品の直接審査が出来ませんでした。応募された皆様には審査が遅れたことで、ご心配とご迷惑をかけしてしまいました。その出来なかった直接審査も、今年はオンラインで入選作を選びました。作品は、全国の小学生の皆さんから、昨年を大幅に上回る477点にもおよぶ応募がありました。沖縄県石垣島の小学校からはまとめて応募をしてもらいましたし、まだ比較的シロアリ被害が少ない北海道の小学生からも応募がありました。審査の結果は、栄えある最優秀賞に群馬県前橋市の小学５年生林夢乃さんが選ばれ、優秀賞５作品と特別賞も５作品選ばれました。応募くださった全作品は入選作に関わらず、どれも心のこもった力作ばかりでとても良く描かれており、昨年以上に審査員が悩まされました。このポスターコンクールは、小学生の時に接したシロアリ被害の問題から、家や木を守る事の大切さを考えるきっかけとなり、大人になっても絵に描いたものは忘れることはないと思います。シロアリ被害から家を守ることをとおして、環境保全への普及啓発の一助になることを願っています。小学生の皆様、たくさんのご応募本当にありがとうございました。来年のポスターコンクールも是非チャレンジしてください。広報委員会寸評：・繊細な色使い、標語の文字を木材で表現するなど、とても丁寧に描かれています。中央の大きく真っ黒な穴がうっかりすると大きな住宅被害になることを暗示させる構図など、非常に優れたポスターになっています。・大きく描かれたシロアリ、食害された住まい、どちらも目を引くのですが、「４月６日はしろありの日」と書かれた文字が木材風になっているなど細部まで丁寧に描かれてある点も素晴らしいと思いました。・憎めない、なんとも言えない表情が？が良いですね。◎最優秀賞林 夢乃さん（小学校５年生 群馬県前橋市）第12回 ４月６日「しろありの日」ポスターコンクールの入選作品
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