agreeable 第61号(令和4年1月号)
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があり、巣があるかもしれないということで許可をとって発掘を始めました。土も比較的柔らかく発掘にとりかかって30分くらいで摘出できました。現場の社員いわく、女王アリがいそうな予感がしたそうで慎重に巣を分解していくと5分程度で女王アリを発見しました。ちなみに弊社の社員は、会長の生前から『会長に喜んでもらおうと可能な限り巣を発掘する』という独特の社風?があり、今回の発掘も会長が存命でしたら大喜びしたはずです。が十分あったことと比較的短時間で巣の摘出ができたことが女王アリの確保につながったと思います。リの駆除現場で様々なシーンに遭遇します。出すことができなかった現場も年に数件はあります。次の写真は、しっかりとした巣が発見できたのですが残念ながら摘出を断念した写真です。この現場では、工程に時間的な余裕その他にも毎年数多くのイエシロア巣の発見はできたものの完全に掘りまた一般的な戸建て住宅だけでなく、マンション等でもイエシロアリの被害は増えていて、駆除の依頼はいただくのですが、なかなか簡単には対処できなかったりしています。次の写真は西宮市内のマンションの6階部分でイエシロアリの巣を摘出した時のものです。階段部分の壁に壁巣があり、さらに屋上に続く勝手口の床の部分にも巣がありました。この現場は、5階から6階にかけてイエシロアリの被害が広がっていて、それ以下の階には被害が見られませんでした。 (2020年6月施工)戸建て住宅だけでなく、マンションやビルでのイエシロアリの被害が増えている兵庫県下で、2022年はどんな変わったイエシロアリの巣がいくつ発掘できるか楽しみです!17agreeable No.61 January 2022/1巣の摘出を断念マンション階段部分弊社会長とイエシロアリの巣の最後のツーショット写真イエシロアリの巣マンション内のイエシロアリの壁巣女王アリ        

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