agreeable 第61号(令和4年1月号)
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● お施主様からの質問では、施工の際の防● 工務店や設計士の方から薬剤を使用しな● 製造メーカの方からはシーリングや断熱● ある大学の先生からはシロアリの生態や● その他では防蟻効果の実験をしたいのだ内容の説明パネルを設置して理解をしていただけるよう致しました。今回の来場者の方々の質問や内容では、蟻薬剤の臭いや、個人で防除は可能なのか、被害に遭わないための自宅の予防方法などの質問がありました。い予防方法や、相変わらずホウ酸や基礎パッキンの効果など具体的な返答に苦慮する質問も数件ありました。材の被害状況や防蟻方法及び仕様書の内容などの質問があり、界面活性剤のメーカさんからも防蟻分野に興味があるとのことでした。増減また地球温暖化の影響や高気密化住宅の対応などの質問がありました。がどこで受けられるのか?などの質問が2件ほどありました。今回もほとんどの来訪者の方々は、まず     昆虫で多数で集団生活をしていることや女シロアリが白いことに驚き、そして社会性王が大きく10年以上の寿命があるという事の説明や、今回女王の写真が展示されていなかったので自前のタブレットに入っていた動画や写真を見せると殆どの方が驚いていました。またコロナ禍で従来の生活スタイルが変化していき、自宅に籠る時間が長くなった分以前から気になっていた家の補修などでリフォーム業界が活気づいているという話を耳にします。しかしながら職人不足や海外で生産されていた商品が工場閉鎖や休業の為、生産・施工が追い付かず受注が溜まっていくというジレンマで苦労されている中、目新しい商材の発掘で当展示会に足を運んだ、という方もいらっしゃいました。最終日にはweb系媒体の取材を受けました。シロアリ予防の重要性やシロアリの生態、協会の事業についてお伝えいたしました。今回の展示会で驚いたのは毎年会場の一角を占めている海外の出展ブースは、ほぼ人がおらずブースの真ん中にポツンとタブレットやノートパソコンが置かれており、誰もいないブースに足を踏み入れるとタブレットから「コンニチハ」とおそらく海外にいる担当者から話しかけられるリモート接待をしていました。そのうちペッパー君のようなAIロボットが様々な国の言語で商品説明をしてくれる時代が近いのかなと感じました。最後に、昨今のコロナ禍の影響により人の生活スタイルは一変し情報伝達や方法も想像がつかないようなスピードで変化しています。広報広告活動も時代のニーズに合わせた内容や方法を模索しながら発信させていただこうと思います。21agreeable No.61 January 2022/1展示していたイエシロアリのニンフ。広報委員が来場者の方の質問に答えます。

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