ブックタイトルしろありNo.151

概要

しろありNo.151

（ ）しろあり 年 月山口県内拠点実績把握の期間過去 年間の施工実績（件数，金額）平成 年 月 平成 年 月施工実績の傾向把握今回の傾向把握については，毎月の施工実績（件数，金額）を基礎データとして使用した。集計した実績の傾向把握は，その構成・推移等を全て比率でグラフ化することで行った。年間の施工状況年間の全施工の実績を年間の施工状況としてその構成を比率化した（図 ）。研究発表会当社の施工実績から推測したしろあり防除業の動向について有 富榮一郎は じ め にわれわれが身を置くこの業界は，ここ数年の悪質業者の影響を受けて，厳しい環境での活動となっている。当社はこの時期を利用して，企業としてのオーバーホールに取り組むことにした。具体的な活動としては，これまでの施工実績を改めて整理し，さまざまな角度で傾向把握を行った。今回，その一部を公表することにした。公表に際して推測した傾向は，あくまでも一施工業者としての傾向値がベースであり，当社の特殊事情（営業推進，取引先等）の影響も受けているので，決して業界そのものの動向を断定しているのではない。また，常識的なことにも敢えてコメントを与えている。これらのことを理解して後述の内容を追っていただき，各々が共感できる部分やそうでない部分を感じて，今後の活動のステップアップへの区切りになれば幸いであると考える。実績把握の目的企業としてのオーバーホールを行うことで，企業体質を改善し，さらに強い体質へ改造することが目的である。具体的には以下のことを実施する。弱味の把握と，その補強対策の検討と実施強味の把握と，その継続・成長対策の検討と実施企業・業界の将来像の構想実績把握の基準実績把握の範囲（エリア）当社の支店，営業所（ 拠点）北九州地区 福岡県内拠点 他南九州地区 熊本県内拠点 他中四国地区 山口県内拠点，広島県内拠点 他注）イエシロアリ地区は北九州地区，南九州地区，図 年間の施工実績の構成新築予防工事は全施工件数の ％超を占める。西日本地区における新築時の予防意識は高い売上の柱はサイクル予防，既設予防駆除である。新築予防工事の状況新築予防工事の傾向としては，次のとおりである（図 ）。