ブックタイトルしろありNo.152

ページ
54/66

このページは しろありNo.152 の電子ブックに掲載されている54ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

しろありNo.152

ブックを読む

Flash版でブックを開く

概要

しろありNo.152

乾材シロアリ用駆除薬剤の登録に関する申合せ事項乾材シロアリ用駆除薬剤として登録されるためには,化学物質としての面からの規制,毒性面からの規制,当協会の試験方法およびそれに基づく性能基準による合否,毒性試験等について要求する資料,並びに当協会による乾材シロアリ用駆除薬剤の内規に基づき判定される。これらのうち,乾材シロアリ用駆除薬剤の登録に関する申合せを示すと以下のとおりである。乾材シロアリ用駆除薬剤については,下記資料をつけて提出する。性能および品質の分析方法現物見本その他必要とする資料登録施工業者が,自社商品名の乾材シロアリ用駆除薬剤を販売するために,自ら製造することなしに登録申請を行う場合は,下記の条件を満たしたうえで,防除薬剤製造・販売業者会員の登録をしなければならない。当該商品の流通並びに品質等について社会的責任を負う体制があること。製造委託契約先との問に,供給並びに品質保証責任などの契約がなされていること。当該委託契約先は当協会の防除薬剤製造・販売業者会員であること。同一組成の乾材シロアリ用駆除薬剤の商品名は,一製造業者につき一種しか登録しない。ただし,特別の事情がある場合は理由を付して申請する。登録薬剤は,その包装容器に次の内容を記載する。協会のマーク登録番号業務用の表示商品名容量主成分の組成使用および注意事項販売業者の名称製造工場,製造年月日またはそれを表す略号注理事会で決定し,当面の運用規定とする。乾材シロアリ駆除処理用木材防蟻剤の室内防蟻効力試験方法および性能基準総則適用範囲この規格は,穿孔処理等による乾材シロアリの駆除処理に用いる木材防蟻剤の室内防蟻効力試験方法および性能基準について規定する。防蟻効力木材防蟻剤の防蟻効力は,処理試験体の平均死虫率で表す。試料試験しようとする木材防蟻剤から,その品質を代表するように適当量を採取し,指定された溶媒または希釈剤を用いて指定濃度)に調整したものを試料とする。ただし,原液の濃度で試験するものは,採取された原液を試料とする。注) 実用に供しようとする濃度で,質量百分率で表す。供試虫試験に供するシロアリは,アメリカカンザイシロアリ( ( ))あるいはダイコクシロアリ(( ))とする。木材片木材片は,正常なスギの辺材で,年輪数がにつき個,二方マサで,各面を平滑かつ正確にカンナ仕上げした( ( ) ( ( ))( ( ) ) の直方体とし,木口面( )の中央部に直径,深さの孔を開ける。木材片は, の恒温器中で時間乾燥する。試験体試験体は,処理試験体と無処理試験体の種類とする。試験体の個数はそれぞれ個とする。処理試験体は,木口面に開けた孔の内面に試料を用いて表面処理したもので,試料の処理量はとする)。処理後週間以上室内で風乾させた後,試験に用いる。注) 試験体の孔当たりとなる。( )