ブックタイトルしろありNo.152

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しろありNo.152

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概要

しろありNo.152

試験処理試験体および無処理試験体の穴に,アメリカカンザイシロアリあるいはダイコクシロアリ擬職蟻(ニンフ) 頭を投入し,開口部分をステンレス金網で覆う。この試験体を蓋付きプラスチック製飼育容器の中に置き,容器内の湿度を保つために湿らせた脱脂綿を試験体と接触しないように入れる。蓋には通気のための小孔をあけておく。飼育容器は温度の暗所に日間静置する。試験結果供試虫の観察日経過したら試験体を飼育容器より取り出し,試験体内部に生存しているシロアリの頭数を記録する。その際,シロアリが内部に穿孔している場合があるため,試験体を細かく分割して観察する。結果の表示次式により死虫率を算出し, 試験体の平均死虫率を求める。死虫率(%)( 死虫数)試験結果は,次のように表示する。性能基準試験体において平均死虫率が%以上であるとき,その木材防蟻剤は乾材シロアリに対する防蟻性能ありとする。ただし,無処理試験体の平均死虫率が%を越えた場合は,試験をやり直さなければならない。( )木材防蟻剤名色指定濃度%( )平均処理量組成比重溶媒または希釈剤名主要成分の処理量種別強制摂食試験死虫率(%)最小最大平均処理試験体無処理試験体乾材シロアリ燻蒸処理受託業登録規程(目的)第条この規程は乾材シロアリ燻蒸処理受託業者(以下,受託業という)の登録を行うことにより,燻蒸処理の安全とシロアリ防除の適正をはかるために燻蒸処理受託業者の資格を定めることを目的とする。(登録の資格)第条受託業を登録しようとする者は,つぎの各項に定める資格を備えなければならない。一協会の登録施工業者会員で,乾材シロアリの燻蒸処理施工を業として営む者であること。二本協会が行うフッ化スルフリルによる燻蒸処理講習を修了した資格者が名以上所属していること。ただし,フッ化スルフリルによる件以上の燻蒸処理施工実績のある燻蒸処理業者は,実績証明によって講習会の受講を免除することができる。三フッ化スルフリル燻蒸処理に必要な燻蒸器材および呼吸用保護具を整備していること。四燻蒸処理業務に関連して発生した損害を賠償するため,損害賠償責任保険契約を締結していること。(申込手続)第条受託業の登録申請者は,別に定める様式により登録申請手数料を添えて次の書類を提出する。一戸籍抄本および身分証明書(法人であるときは登記簿謄本)二フッ化スルフリル燻蒸処理講習会の修了証の写し三損害賠償責任保険契約書の写し(登録事項)第条登録は次の事項について行う。一登録番号二申請者の氏名および住所(法人にあっては,その名称および代表者名,主たる事務所の所在地)三営業所の名称および所在地四営業所に所属するフッ化スルフリル燻蒸処