ブックタイトルしろありNo.159

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概要

しろありNo.159

TERMITE JOURNAL 2013.1 No.159 3側面には縦長の嗅孔が観察され, 先端に孔は認められない。側面の構造から, 揮発性物質を受容する化学感覚毛と推定される。鞭節上に存在する。3.5 毛状感覚子Ⅱ 全長約8μm, 基部の直径2.0-2.5μmおよび先端の直径230-280nmで, 触角表面からの隆起部はなく, 触角表面から連続するようにクチクラ装置が立ち上がる。クチクラ装置の基部付近は滑らかで, 2.5μm付近から先端まで縦に溝がある。 先端に孔が認められる。側面の構造から, 化学感覚毛と推定される。第1節を除く鞭節上に存在する。3.6 錐状感覚子 全長約8μm, 基部の直径1.5-2.5μmおよび先端の直径で150-270nmで, 触角表面に円形状になだらかな隆起構造を持ち, クチクラ装置に連続的に移行している。側面には縦長の嗅孔が観察され, 先端に孔は認め図5 毛状感覚子Ⅱ図6 錐状感覚子図7 茸状感覚子図3 棘状感覚子ⅡおよびⅢ図4 毛状感覚子Ⅰ