しろありNo.166
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52Termite Journal 2016.7 No.1665214日目 蒸煮木材, ホウ酸塩試験木材は殆ど食害され, 蟻土で覆われた。ピレスロイド系試験木材, ネオニコチノイド系試験木材, 杉材は蟻土の構築も少なく, 表面の無垢も維持された。設置から2週間で試験を終了とし, 試験木材を撤去した(写真21~23)。撤去後のイエシロアリ飼育営巣 試験木材撤去後, イエシロアリ飼育営巣に, 餌木(寸法35mm×35mm×250mmの蒸煮木材)6本を置いた。餌木投与から9日目の状況を写真24に示す。餌木は大半が食害され, 営巣の活性が損なわれてないことを確認した。なお, この営巣では過去2回, ホウ酸塩を用いた食害試験を行った。同じ営巣で, 3回の食害試験を実施したが, 営巣の活性は現在も維持されている。撤去後の乾燥 撤去した試験木材をトレーに並べ, 付着した蟻土を除去し, 11日間自然乾燥させた。集団食害試験結果 各試験木材の食害状況を写真25~31に示す。 ピレスロイド系試験木材とネオニコチノイド系試験木材は, 木材表面に僅かな食痕があったが, 木材内部への食害はなく, 健全な状態が保たれた。 ホウ酸塩処理木材は著しく食害され, 薄板状の部分写真20 ホウ酸塩試験木材と蒸煮木材加害状況(7日目)写真21 全試験木材の加害状況(14日目)写真22 試験木材の加害状況(14日目)写真23 試験木材の撤去と蟻土蟻道除去(14日目)写真24 餌木投与9日目の状況

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